肺がんは早期の自覚症状はほとんどありません。
初期の段階では、多少のせきや痰などの症状もありますが、風邪のそれとよく似ているため見過ごされがちです。
症状が進んでくると、血痰や発熱、体重の減少や食欲の低下などの症状が顕著になってきます。
その後声のかすれや胸や背中の痛み、あるいは息苦しさなどを感じるようになります。
特に胸の痛みや顔や首のむくみには注意する必要があります。
肺がんは癌のできた部分によっても症状の出方や種類が変わってきます。
比較的症状があらわれやすいタイプもありますが、癌が奥の方にできる全体の7割を占めるタイプでは自覚症状はほとんど出ません。
肺がんの治療症状はステージによって変わってきます。
放射線治療、抗がん剤治療、レーザー治療などがあります。
放射線治療とレーザー治療は肺がんのできている部分に集中して治療することができます。
抗がん剤治療は身体全体での治療方法になります。
これらは単独ではなく、いくつか組み合わせて行うことも多いです。
肺がんは風邪と間違われて治療が遅れることが非常に多いですので、それらの症状が普段より長引くようであれば迷わず専門医の診察を受けることが大切になってきます。
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