日々の生活において、何かしらの悩みを抱え、またストレスを感じている方は多いかと思います。特に現代人はストレスを受けやすい環境に置かれる機会が多く、心に不調をきたしやすいと言われています。
さらに、人はストレスを過度に受けたりため込んだりすると自律神経が乱れ、心だけでなく体にもさまざまな症状が現れます。そうした心身の不調が深刻化すると、病へとつながったり、生活が営めなくなるということも起こり得ます。そうならないためにも、自身の心身の状態を把握し、強いストレスの影響を受けていないかを自覚する必要があります。
そこで今回は、ストレスが原因で起こる体の症状についてお伝えします。もし以下のような症状に覚えがあるのなら、ストレスに対して体がSOSを出しているかもしれません。心身のセルフチェックのためにも、ぜひご覧ください。
・体を動かしているのに、ひどい肩こりが治らない
肩こりは通常、デスクワークなどで体を動かす機会が少なかったり同じ姿勢で長くいることなどにより、肩や首周りの血行が悪くなると起こります。しかしながら、定期的に運動していたり体を動かしていても、ひどい肩こりに悩まされることがあります。
人は強いストレスにさらされると、自律神経の刺激から脳が緊張状態に陥り、血管を収縮させてしまいます。それにより血流が滞ってしまい、肩こりや腰痛などといった不調に陥ることがあるのです。
・疲れているのに眠れない
人には、緊張や興奮を司る「交感神経」とリラックスした状態を司る「副交感神経」があります。眠気は通常、副交感神経が優位な状態である時に引き起こされます。この交感神経と副交感神経の切り替えは自律神経によってコントロールされています。
そのため自律神経が乱れると、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、眠ろうとすると胸がドキドキする、息が苦しくなるなどといった症状が現れます。それにより、寝つきが悪くなったり眠りが浅くなるなどのトラブルが引き起こされます。
・原因不明の吐き気が起こる、下痢や便秘が続く
消化器系はストレスによる影響を受けやすい部位です。ストレスにより胃や腸などに負荷がかかると、腹圧が高くなり吐き気をもよおしたり、下痢や便秘などが引き起こされます。特に下痢や便秘を頻繁に繰り返すようであれば、意識的に休養の機会を設けても良いかもしれません。
ストレスにより体に不調が出る場合、「心身症」という病気が疑われます。心身症は悪化すると深刻な病の原因となったり、日常生活を起こることが困難になる場合があります。また、集中力や注意が著しく低下することから事故につながる危険性もあるため、軽度のうちに治療をする必要があります。
心身症は、心と身体をつながった1つのものとしてとらえ治療を施す「心療内科」での治療が効果的です。心身症の治療は継続して経過を見ていく必要があるので、心身の治療経験が豊富な医師に診てもらったり、症状に合わせて柔軟な方法で改善に取り組める医院を選びましょう。
一例ですが、名古屋の心療内科「とわたり内科・心療内科」では、1人の医師が担当患者の症状に合わせて診療科を絞らず治療を施していきます。1人の医師が経過を見ながら様々な方法で症状の改善へと導いてくれるので、安心して治療に専念できますよ。
治療の方法も、心理カウンセリングやリワークプログラム、大人の発達障害における集団認知行動療法、マインドフルネス講座など、多岐に渡ります。症状や原因合わせ最も適切な方法で治療に取り組むことができ、薬に頼らず根本的な改善を目指すことができます。名古屋の心療内科をお探しの方は、ぜひ足を運んでみてくださいね。
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