現在、慢性的な頭痛に悩まされている人は多く見られ、その数は実に国民の4人に1人とも言われています。
その原因と症状を大きく分けると、次の3つがあげられます。
緊張性(筋緊張性)。これは名前の通り、肩や首筋のコリから来る痛みであり、仕事やストレスなども大きくかかわって来ます。
最も多くの人が悩まされている原因で、慢性的に起こります。
群発頭痛。これは男性に多く見られ、目の奥に激しい痛みが起こり、長いと数週間も続くこともあります。
片頭痛。20~40代の女性に多く見られ、頭の片側、もしくは両側にズキズキとする強い痛みが起こり、鎮痛剤を使用しなければ、吐き気を伴ってしまうこともあり、慢性的に起こります。
また、天気の悪い低気圧の日なども血管の収縮、拡張が起こり、頭痛を引き起こすこともあります。
慢性的な痛みを経験している人は、鎮痛剤を飲むことで放置してしまいがちですが、しびれやめまい、いつもより激しい痛み、高熱などを伴う場合は、くも膜下出血や髄膜炎などを併発する恐れがある為、脳神経外来を、早めに受診することをおすすめします。
たとえ重大疾患の原因がなくとも、専門外来であれば、店頭では購入できない、即効性のある頭痛専用の鎮痛薬を処方してもらえ、これは水なしで飲むことができるので、仕事中や外出時にも重宝することでしょう。